2007年08月06日(月)
とことん!押井守 第一夜
何故か突然NHKで押井祭り。 NHKって結構ちょくちょくと押井作品流してるよね。製作にファンでも居るのかな。
第一回目は1995年公開作品の「GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊」 既に何度も放映されてる作品だけど自分は見たのは3回目ぐらい。
スタジオインタビューでの押井さんの話が興味深かった。
- 殆ど瞬きせず人形のような素子の描き方を工夫。
- 骨格や筋肉の動きは固さをもち重さがあるものとして表現。
- 町風景の持っている情報量の工夫。
- ラストのどちらにも取れる両義性。
- 転生した素子は悪魔か?
- 戦車上で素子が体を引き千切る場面の作画(濱洲英喜氏担当)は一発でOK。
なるほどなぁと思いつつ見たけどやっぱりどうにも肌に合わない作品なんだよなぁ。 ハードタッチで荒涼たる雰囲気と禅問答的なシナリオは苦手って訳じゃないんだけど。 う~ん未だに何がウケてるのか分からんかったり。
押井作品ではやはり劇パト1・2とビューティフル・ドリーマーと原作・脚本のみだけど人狼が好きだな。
人気作品ランキングは劇パト2作と攻殻強しという事でまぁ予想通り。 御先祖様万々歳が入ってたのがサプライズだったなぁw。
それにしてもゲストの国生さんは以前の夜話でも思ったけど意外とマニアックだ。
他の押井さんトークも面白かった。あやふやながら適当に掻い摘んで紹介。
海外から高評価でも甘い夢は来ず、向こうの人らとはテンポや思考が会わないから文句言われながらも日本で作るのが一番。 続編ものは冒険して違う種類の映画を作る。 引っ掛かりを持たせて一回見ただけではそう簡単に分からないように作る。 親子2代で楽しめる程長く作り続けて50代にファンですと言われてショック。
各作品の話では、
劇パトは執着がなく苦労した記憶もなくロケハンや取材で駆けずり回った劇パト2が一番楽しい思い出。 天使のたまごは9割方予感で作り今でも分からないしまだ終わっていない。 御先祖様は酔っぱらった時に見る。 アヴァロンは絵的に気持ちよくて自分が見たいものが自然に出せた。
ヲタwとの質問コーナーも。
気分展開の方法という問いには違う仕事をして解消。 最近は体を改造してサイボーグになりたいから手始めに空手を始めた。 体が変わると生き方も変わる。
ご自身の恋愛観という問いにはSFとアクションしか映画は見ない。 恋愛は自分の身を滅ぼし不幸になる確率が高い。 自分より好きになるところがあればそれが恋愛。
まとめ。
映画は色々な見方が出来て何が面白いかは自分で決める。 好きになる理由はいらない。それが分かればその作品は卒業。 分からないけど見たくなる楽しさとそれを卒業する事も大事。
過去の作品はあくまでも終わった作品なんだしこれから作るものに興味を持ってほしい。 今回特集してくれて監督として自分の作品は生きてる事を実感出来た。
こんなに濃いんなら録画して保存しとけば良かったなぁ。
次回以降は取り敢えずまだ見てない「DALLOS」や「天使のたまご」と初期TVシリーズ物は必ず見るつもり。 あと「押井守自作を語る」は単独インタビューかな。こちらも楽しみ。 「アヴァロン」や「イノセンス」はまぁ気力が沸いたら・・・。
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