Abandoned Well
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2007年08月07日(火)
[アニメ » その他] とことん!押井守 第二夜
今夜も続く押井祭り。
- 1977年作「一発貫太くん」 第28話「ワンマン美少女投手」
古き良き野球アニメって感じだなぁ。 ツン入った女の子が可愛くて良かった。 レギュラーキャラなんだろうけどこの頃から後の押井作品には欠かせない 犬が居たりキャストに千葉繁さんが居たりしてこの頃から縁があったんだなぁと。
ほんとの最初の仕事で気合いも入り夢もあった。 カメラアングルやカットの重ね方で野球シーンをいかにテンポよく見せるか見せ場を絵コンテ上で工夫。 女をどう魅力的に見せるかを自分で絵を描くわけじゃないからイメージした表現が出来ずに参った。 でも良い作監に協力して貰えて絵的に当時としては納得出来た。 ヒロインは自分の好みが一番出やすい。 気が強く他人に容赦しない自分にも厳しく客観性に欠ける女の子像は現在でもその好みは余り変わっていない。
- 1979年作「ゼンダマン」 第10話「超徳太子だよ!ゼンダマン」
あ~押井さん抜きにしてもこれは作品自体が懐かしいわ。 子供時分に再放送で見てたっけ。 敵味方のアベコベっぷり、お約束の数々、メカのユニークさ、ブタ、最後のキノコ雲といいこのシリーズのノリはほんと好きだったなぁ。 この回も弾けたギャグが楽しく他の回ももっと見たいと思わせられる出来映えだった。
ギャグさえ面白ければ何やってもいいシリーズでそうゆうのは好き。 人を笑わせるギャグは自分で考えてる以上に面白く快感。 周りからギャグ上手いからギャグへいけそっち向いてるよと言われた。 人を笑わせる快感が分かり冗談を形にして色々な人に喜んで貰えるのが分かった。 今でも楽しませる事を考え仕事する上でこの要素がなかったら仕事にならない。 自分のギャグセンスはそのままではアニメには向かずテンポが合わない。 シリアス展開で外したり笑わす。 当時のTVシリーズの技術は粘る情感の出る芝居は出来なくてポンと絵がとんでしまう。 一発的なバカな事をやればやるほどアニメ的には正解だけど自分の考えてるギャグとは違う。
- 1983年作「ダロス」第1部「リメンバー・バーソロミュー」/第2部「ダロス破壊指令!」
楽しみにしてたのにいざ見たら2部までかよ! 「今、ダロスが奇怪な動きをし始めた」「ブ~ン」のところで寸止めという何という中途半端さ。 続きはDVD買ってねという新手のバイダイビジュアルの宣伝か?
第1部はこちらも押井色が弱くて普通のSFロボアニメ見てる感じ。 そういった辺りは終わってからのインタビューでなるほどなぁと思った。
淡々とした展開だったけどゲリラ襲撃シーンの戦闘機と削岩機とのアクション以降は流石に盛り上がったな。 エフェクトが特に良かった。
第2部は冒頭から押井節。こちらでは自分の色が存分に出ててパトレイバーぽい雰囲気だ。
そして目玉はゲリラvs統括軍とのバトルシーンの山下将人さん作画。ケレン味溢れる動きと派手なエフェクトが最高。
第1部でも思ったが銃器などのSEが凄く良いね。リアルというか生理的にかなり快感を感じる音。
その他としてはキャスト陣に池田さんや鵜飼さんや榊原さん玄田さんといったガンダムキャスト勢揃いだったのがファンとしては嬉しかった。
ハードな本格的なSF・ロボ・アクションものをやりたかった。 ダロスは初めての企画で張り切ったが監督を師匠と共同監督になりスタートから消耗して絵に描いたように最悪。 演出方針が一致せずこうしろと言えば従うんだろうけど同じ監督として言いたくない。微妙な関係になった。 だから相手がいないときに勝手にやって師匠がトイレにいってるあいだにカット袋のメモを消したりした。 師匠はオーソドックスな演出スタイルでガンダム的な方向性で花のあるキャラを立ててドラマで見せる方向。 自分はドラマでなく映画「アルジェの戦い」をモデルにドキュメンタリータッチで映画を作りたかったがお互い修正出来なかった。 結果師匠はキャラを立てる派手な色作り、自分のはリアリズムを押し出した色になり全然違った。 ただ今までになかった戦闘・群像描写の出来には満足し結構やれた手応え。 今と変わってなく物量・物理的な暴力で見えてくる世界観。 作品としては気に入ってたがバランスが悪い奇妙な作品もなった。
次回はうる星やつらのTVシリーズ4本。 これは見る予定はなかったり。
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