Abandoned Well
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2008年04月02日(水)
[アニメ » テレビ] GUNSLINGER GIRL #13 流星 - stella cadente -
ヘンリエッタ泣かせちゃって寸前でドタキャンとかいつもの気配りロリヲタぶりはどこいった。
アンジェとリコの死期に関してずけずけ言うリコとジャンは端から見たら異様だな・・・。 安心しろにジャンのささやかな優しさを垣間見るも刻々近づく死期に絶望感が。
せめてものというわけでアンジェの犬を探しにいったマルコー。 結局見つからなかったけどこの行動知ったらどんだけアンジェが喜んだろうか。
そのアンジェにいよいよ崩壊が。記憶が混乱してる様が痛々しいがそれを察して去っていくヘンリエッタが何というか・・・。
ヘンリエッタに義体としての自己のアイデンティティを問うマルコー。 その答えは人を愛する気持ち、それは人間としても機械の人間としても変わらない。ということなんだろうかな。 傍で聞いてたジョゼはその言葉にむず痒くなったかw
最後はみんなで第九を歌いながら流星鑑賞。 クラエス役の仙台さんドイツ語発音頑張ってるなぁ。
原作通りだし演出意図も分かるんだが少し騒々しくてロマンチックな雰囲気を壊し気味。 ここはオケ版第九を流すのではなく彼女らのアカペラだけでも良かったかもなぁ。
出来ればフォーレのレクイエムからAgnus DeiもしくはIn Paradisumとかを流して欲しかった。 第九よりこの状況に相応しい。
記憶障害の果てに思い出したパスタの物語。それに慌てふためきつつもいそいそと語り始めるマルコーにちょっと救われた。 最後の最後であの幸せだった時に戻れて良かった。
マルコーの優しい語りを聴きながら静かに目を閉じるアンジェ・・・。 このままEDに流れ込み最後まで最後を視聴者の想像に託す作品だった。
そしてシーンは第1話冒頭へ。 何も言わず凛とした表情でジョゼを見つめるヘンリエッタが何だか怖い。う~ん。
全13話、原作アニメのお手本の様な作品だった。
原作からアニメへのプラスマイナスは尽く成功してたな。
原作の荒涼とした雰囲気の再現が見事だった。まさに空気が読めたアニメスタッフ。
さくらといい浅香さんはほんと手堅い。最後まで安心して見ていられたな。
(絵コンテ:浅香守生 演出:川村賢一 作監:山本善哉・阿部恒 原画:田崎聡・野田卓雄 他)
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