Abandoned Well
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2007年09月30日(日)
[アニメ » テレビ] 精霊の守り人 #26 旅立ち
お別れ。
チャグムが水の精霊を味方につけ無事に事を成したとくれば手の平返す帝側は調子良いな。 母や父との感動の再会もどうも醒めた目で見てしまう。 バルサを忘れ自らが英雄になり民の指針となれというのも確かに国の為にはその方が良いし帝の言葉も説得力あるものの何だかなという感じだ。 ただガカイのありがとうにはちょっとグッときたなぁ。
戦いで打ち解け会えた狩人衆だけはバルサやチャグムの意志を感じ取り粋な計らい。 ここでやっと本当の感動の再会だな。離れたくない皇太子になりたくないと泣きじゃくるチャグム。すっかり親と子の間柄だな。 バルサの逃げて暴れるかいとの問いにはもう暴れない。 意志が強く自分の立場の自覚も出てほんと逞しくなった。 バルサはチャグムの成長を確認したかったんだろう。
そして最後にさよならの台詞。 これは立場上もう二度と会えないという意味での本当のさよならなんだろうな・・・。
トーヤとサヤも久々登場。 結局タンダはまた待ちぼうけ役なんだろうか。 そしてバルサはカンバルへジグロの弔いの旅へ。
当初はもう少し激しいシリーズになるのかと思いきや意外とまた~り。
叙情感は良かった反面中盤ややダレた感もあったけど丁寧なキャラ描写や写実的な美術、終始安定した作画と完成度の高い良い作品だった。
(絵コンテ:石山タカ明 作監:後藤隆幸 他)
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