Abandoned Well

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2007年01月31日(水)

[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

BS-hiでブーレーズ指揮ベルリン・フィルのヨーロッパコンサート2003を見た。

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ピリスのピアノでのモーツァルトの協奏曲K.466がとても良かった。小さい体で懸命に弾いてる感じで勿論演奏自体も素晴らしい。 ピアノはスタインウェイかと思ったらヤマハなんだな。映像に堂々と映るYAMAHAロゴが日本人として誇らしい。

ラヴェルのクープランの墓やメインのバルトークのオケコンも良い。 因みにホルントップは首席のドールでもバボラクでもなく2ndのヴァレンドルフだった。勿論引けを取らず巧い。 ただ教会での演奏だからか音響がボワンボワンした風呂桶状態で 残響がありすぎてちょっと聞き取りにくいのが難だったかな。 でもまぁこうゆうホール以外の演奏会って開放感があって雰囲気が良い。 しかしブーレーズもすっかり好々爺になって感慨深いなぁ。

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2007年01月29日(月)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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大まかなストーリーは、 金欲しさの余り医者の人体実験に協力して頭がおかしくなった男ヴォツェックが 妻マリーの浮気に嫉妬する余り殺してしまい狂乱したヴォツェック自身も池で溺死。 後には二人の子供だけが空しく残ってしまったというお話。

オペラは長いし言葉分からないから敬遠してたけどこれは何故か最後まで飽きずに聴けた。 現代音楽オペラのヴォツェックが初めて聴き通せたオペラってのも相当変わりもんだろうな。 しかもベルクで一番有名なヴァイオリン協奏曲は逆に苦手ってんだから耳がどうかしてるw。 ま、他の一般的な現代音楽と違って道筋が比較的分かり易くオケに色々聴き所も多く歌唱も楽しいし演奏時間も1時間半程度と手頃だし話も深く考えさせられる内容だしである意味ベルク・現代音楽入門に最適なんじゃないかな。 聴き所的には第1幕の大佐の笑い、バンダので行進曲、第2幕の白痴の合唱、第3幕ではfffへの壮大なクレッシェンド2発、 ピアノでのジャズ風なところ等々。

録音はかなり優秀で音が直に生々しく迫ってくる。ライブだけどオケに殆ど傷もなく。恐らく数日間のテイクの繋ぎ合わせ。 舞台上でドタドタという足音や声が左右に揺れるのがライブらしい臨場感があって良い。 アバドの指揮もベルクを得意としているだけあって安心して身を任せていられる。声楽陣も素晴らしく大佐役のツェドニクが特に良い。

しかしほんと言葉の壁を忘れさせてくれるぐらいベルクの紡ぎ出す異様な音楽の世界に戦慄を覚える。 音楽だけでここまで怖さを感じさせてくれるってのも中々ないよなぁ。まさに悪魔の音楽。 ベルクの音楽はどこか20世紀初頭の戦争できな臭いヨーロッパを彷彿させる。退廃的で甘美な旋律とハーモニー。 透徹なシェーンベルク、苦渋のウェーベルンと新ウィーン学派3人だとやはりベルクのロマン的な音楽に惹かれるな。

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2007年01月28日(日)

[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

BS2でマリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団でブルックナーの交響曲第3番の演奏を見た。

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3番。ブルックナーの交響曲では一番好きなうちの一つだな。 まず出だしのゼクエンツ部分が格好良い。それに被さるホルンとトランペットの神々しい響き。 そして弦で奏される第2主題の美しさ。ごった煮の様に様々な美しい旋律が絡み合う。 第2楽章は静謐なアダージョ。神秘的な森を散策してるかのよう。楽章後半にあらわれる高揚感は感動的。 スケルツォは牧歌的なトリオが良い。勿論終楽章も良く。

新帝王wヤンソンス指揮する3番はスケールが大きく明快な演奏で素晴らしかった。 オケはホルンが特に良い音色で好演だったな。 やはりマリスにはコンセルトヘボウよりバイエルンの方が似合う。

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2007年01月24日(水)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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積みゲーならぬ積みCDが溜まる一方ですよ。

モーツァルトは清楚でまるで少女がガラス床の間で淑やかにバレエでも踊ってるかのよう。 この曲は自分的にはイメージ的に春の草原なんだけどこの演奏はどこか静謐感があって冬の草原の雰囲気。 アレグロになる終楽章でも落ち着きさは変わらずどちらかというと技巧で聴かせるポリーニにしてはそれを感じさせずごく自然体。 ベーム&ウィーン・フィルもそれを柔和に受け止めてポリーニをサポート。ポリーニには水と油と思われたモーツァルトだけどこれは予想外の名演だったな。

皇帝はアバドとの新録は腑抜けで期待外れもいいとこだったけどベームとの旧録の方は気合い入ってる。 クロームメッキされた精巧で寸分の狂いのないピアノ。どっちかというとインテリで気難しい皇帝なイメージだな。 第2楽章は良い。淡々とした表情がかえってこのアダージョの叙情性を浮き彫りにさせてる感じ。 終楽章はバリバリと技巧で推し進め華やいだ雰囲気。

ベームとは相性良かったんだろう。もっとこのコンビで録音して欲しかったな。

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[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

NHK-hiで池田 昭子 オーボエ・リサイタルを見た。

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前々からN響アワー見てて思ってたがやっぱ綺麗だなぁ。どことなく鶴田真由に似てるような。 会場の男性陣はきっとボディーラインを凝視してたに違いない。 6曲目の茂木大輔作「 ヴァーティカル・レイン ~ 池田昭子のために」ってベタなタイトルは吹いた。

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2007年01月21日(日)

[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

ドレスデン大空襲追悼コンサートでのサー・コリン・デイヴィス指揮シュターツカペレ・ドレスデンの演奏をBS-hiで見た。曲目はモーツァルトのレクイエムK.626。 1年前にBS2で放映したかな確か。

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しかし凄い演奏だった。まるで地の底から黒光りするものを見るかのような凍てつくような怖さを感じさせる。 追悼という事もあって初めと終わりで拍手が無く客席が厳粛なのもそう思わせてるんだろう。 サー・コリン初めオケ・ソロ・合唱団と相当気合い入ってる。

どうでもいい事だが映像作品だとやはり綺麗どころに目がいってしまうんよね。 今回は合唱団のこの女性が可愛らしかったな。カメラスタッフも分かってるのかアップが多めだったw。

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2007年01月19日(金)

[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

やっと年始録画したまんまのビデオというか録画ファイルを消化。

BS朝日でアバド指揮ルツェルン祝祭管弦楽団でマーラーの交響曲第5番とポリーニのソロでベートーヴェンのピアノ協奏曲第4番の演奏を見る。

これは既に何度も放送してるやつだね。 しかし何度見てもこの演奏は素晴らしい。 特にポリーニを迎えてのベートーヴェンの協奏曲第4番が圧巻。 解釈に確固たる確信をもった堂々たる演奏。 唸り声上げながら顔真っ赤にして懸命に弾いてる姿にも感銘を受ける。 既にアバドとのDGに入れた録音も持ってるけどやはりライブ&映像付きは違うなぁ。 4番は苦手曲なんだけどこの演奏なら最後まで楽しく聴いてられる。

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メインのマーラー5番。 ルツェルン祝祭管の機動性の良さが最大限に発揮。 アバドらしく大変見通しのよく重苦しくないまさに新風を感じさせるマーラー演奏だった。 オケではホルンのドールが素晴らしい。ラトルとの同曲の演奏といい第3楽章でのソロはもはや手慣れたものだ。 あとトランペットのフリードリッヒが絶品。冒頭の葬送ファンファーレから魅了された。巧いし安定感あるよね。 クラリネットのマイヤーも勿論だし他にも挙げたら切り無いほどどのセクションも劇上手い。 寄せ集めの期間限定オケながら間違いなく世界最高のオーケストラだろうな。 アバドは自分のお気に入り奏者揃いなオケと自分の好きな曲と気心知れたソロイストと音楽出来て本当に幸せ者だなと思う。

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2007年01月18日(木)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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中古屋で何枚か入手出来たハイフェッツ・コレクションからの1枚。

コルンゴルドは初聴き。 全体的にどこかハリウッド音楽的だなぁと思いwikipedia見たらなるほど。 10歳でマーラーを感嘆させたりモーツァルトの再来とか言われたり大変な才能だったというわけか。 そしてこの人もユダヤ人であるが為に大戦で大きく人生を狂わされたと。

協奏曲はこれまで作曲した各映画のメロディからの転用で構成。ある意味自身の集大成的な作品かな。 どこか世紀末ヴィーン的な雰囲気で望郷を誘う甘美さでもっともっと演奏・録音されてもいいと思わせられる作品だった。モノラル録音が郷愁感を増すんだよね。

お次も初なローザ。ハンガリー生まれで主に映画音楽で活躍したという。 この協奏曲はハイフェッツの委嘱で作られたらしい。なるほど同じハンガリーという事でバルトークぽさがある。 技巧的にもかなり難度が高そう。でも余裕すら感じられるハイフェッツは流石だなぁ。

チェロのピアティゴルスキーを含めてのヴァイオリンとチェロの変奏曲は比較的平易で更に民族色が濃い。

コルンゴルトを除いてこの年代にしては優秀なステレオ録音。流石RCA。 ヴァイオリンがややオン気味かな。オケの鳴りは強奏時割れはあるものの迫力があって聴き応えある。

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2007年01月14日(日)

[音楽 » テレビ] 最近見たTVから

BS-hiでバレンボイムとランランのマスタークラスを見る。 教材はベートーヴェンのピアノ・ソナタ第23番「熱情」から第1楽章。

面白かった、 ピアノの技術的などうこうはよく分からないが バレンボイムのアドバイスは分かり易く そしてアドバイスの後はっきりとランランのピアノが良くなったのが分かる。 基本的には音楽性云々のレクチャーなんだけどお互い高度なレベルなんでいやはや凄いなとしか。

にしても天下のバレンボイムが譜めくりしてあげてる図ってのが何だか滑稽で可笑しかったなぁw

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その後はバレンボイムのピアノでベートーヴェンのピアノ・ソナタ演奏会の模様を放送。 やたら映像が綺麗に作り込んでてドラマとかでよくあるボカすフィルタ?も使って幻想的な雰囲気を創出。 いやここまでバレンボイムを美化しなくてもていう感じだけど映像作品として後生に残すという事からしたらこうゆうのもありか。 演奏自体は良かったと思うんだけどハンマークラヴィーアでウトウト。 流石に難解過ぎて常人にはとても・・・。暗譜してるだけでもほんと凄いわ。

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2007年01月13日(土)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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最近私生活が殺伐とした毎日なんで洗われる音楽を聴く。

シューベルトのミサ曲D.167の2番。 6番がシューベルトのミサ曲では一番有名だけど2番も素晴らしく天上的な音楽で癒される。 曲も20分程度と短めで聴きやすいってのも良いよね。 特にKyrieとCredo、AgnusDeiが聴きやすく印象的だ。

次のタントゥム・エルゴも合唱の柔和な旋律が心に響く。

詩篇第23篇「主は私の牧者で」。冒頭から清楚。ソプラノ・アルトの4重奏が美しい。

シューマンのミニョンもやや苦渋ながら美しい音楽且つ短いので飽きなく聴ける。

指揮するアバドとオケのヨーロッパ室内管はまさにシューベルトに打って付けで流麗で淀みない音楽を展開。 そしてなんと言ってもソプラノがバーバラ・ボニーってのが良い。 ほんと聴いてて心地良い声なんだよね。ソプラノでは一番好きな歌手だ。

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