Abandoned Well

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2006年12月23日(土)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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年末だからベートーヴェンの交響曲第9番っていう訳でもなく。

往年の巨匠の名演を聴けるGreat Conductors of the 20th Centuryシリーズからの1枚。

まさに爆速・爆演。剛速球のストレートのような演奏。

のっけからギャンギャン唸る弦、バコバコ叩きつけられるティンパニ。展開部はフルトヴェングラーも吃驚の凄まじい迫力。 スケルツォも何かに追い立てられてるのかと思うほどセカセカしたテンポでグイグイと。トリオでも全く気が休まらない。 緩徐楽章は早めのテンポながらしなやかなカンタービレを聴かせてくれる。分厚くくすんだ響きのボストンの弦セクションの響きが心地良い。 終楽章、低減のレチタティーヴォも晴朗そのもの。少し腰が軽すぎる気がしないでもないが終始賑々しく推移していき例の歓喜の主題での一丸となった合唱はド迫力。 コーダはややアッチェレランド気味にテンポを上げていきやんややんやの大盛り上がりで終了。

カサカサしたドライな録音だけど聞きにくい事もなくむしろ生々しい。

他には、ベルリオーズの序曲「海賊」が切れ味するどくて聴き応えあった。

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2006年12月21日(木)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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折り目正しい演奏にライブらしい熱気

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2006年12月19日(火)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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ムーティらしく快活で構築的な演奏。揺るぎない造形美の中ウィーン・フィルの典雅な響きをたっぷりと満喫。 PHILIPSの録音は素晴らしく癖のないバランスの取れたもの。解釈は変な仕掛けもなくオーソドックスそのもので安心してモーツァルトの世界に浸れる1時間強。ま、悪くいえば面白味のないルーチンワーク的演奏だけど。 リピートはやはり全て実施。この辺はスコアを第1に重んじるムーティらしい。

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全体的な解釈はクレンペラー&フィルハーモニア盤と似た雰囲気かな。 明晰で緻密、純音楽的で奇を衒ったところがなくそれでいて抑えるとこは抑えた感じ。 第3楽章が中でも絶品。冒頭の弦のフレージングからして柔和でしなやか。無味乾燥とよく言われるセルだって歌う事が出来るのだ。 終楽章のソプラノのラスキンも文句付けようのない歌いっぷり。 それとオケがやはり素晴らしい。特にクラリネットとホルンに聴き惚れ。 録音はエピックレーベルなんで平板で乾いた感じ。セルは録音で恵まれないからなぁ。 とはいえ総じて久々に4番で当たりと思えるCDだった。大満足。

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2006年12月14日(木)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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まずK.550。冒頭の例の有名なト短調メロディのディナーミクを大胆につけた歌わせ方からして独特。 そして当時衝撃的と言われたらしい第4楽章展開部は確かにアーノンクールの演奏だと革新的で衝撃的。 ゲネラルパウゼの取り方一つでここまで違って聞こえるとは。 ただ終楽章のリピートはくどい印象を受けどうかなと思うんだが。

K.551も同様のスタイル。 テンポはじっくり遅めにとる事でこの曲の構造美が浮かび上がるよう。 いつもは退屈してしまう第2楽章もアーノンクールだと面白く。 終楽章は彫りの深い表現で疾走するように駆け抜ける。 が、やはりここでも終楽章のリピートあり。どうも勢いが削がれてしまう気がするんだがなぁ。

録音はテルデックらしく癖のない中庸なサウンド。 ただデジタル初期な事もあって特にK.551は少し音が固い気がする。

アーノンクール、常に革新的な解釈を披露してくれて飽きさせないのは流石。 K.550なんか女々しい感じでこの曲の良さが分からなかったんだけど目から鱗な演奏だった。 そして歴史と伝統のあるコンセルトヘボウ管を手兵でもないのにここまで完璧に表現を徹底させてるのも凄い。 相当な統率力とオケからの信頼がないとこうまで出来んだろうなぁ。

そんなこんなで次回へ。

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2006年12月12日(火)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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これも中古、ヤフオクでゲットですよ。

録音は前回のライナーのRCA録音にひけを足らずこちらも凄い。 背景でサーっていうヒスノイズは盛大に鳴ってるがそれを掻き消す程楽器音が凄すぎて気にならないレベル。 各楽器の音は鮮明で生々しくダイレクトに耳に入ってくる感じ。特に金管の刺々しく耳をつんざく様な鳴りっぷりは刺激的。

演奏はドラティらしく明快で率直。何ら奇を衒った小細工もなくスコアをそのまま音化してる感じだな。 もう少し色気があれば尚良いけど曲の性格上こうゆうストレートな音楽作りの方がいいか。

「ペトルーシュカ」も素晴らしかったが「春の祭典」が更に凄い。 特にトッティでの猛烈な音の洪水に恍惚。 オケがさながらMIDIのような正確無比さで演奏してるのも凄い。 これを録音した1950年代後半はまだ初演間もなく現代音楽として見られてて相当な難曲だったろう。

今まではブーレーズの旧録を第一に挙げてたけど作品の性格を如実に表してるのはこのドラティ&ミネアポリス盤かな。 演奏と録音、全てにおいてパーフェクトな内容だった。素晴らしい。

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2006年12月10日(日)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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中古でゲット。 ライナーの同録音は国内盤で持ってるんだけど安かったのを機に音が凄いと噂のxrcd2盤を買ってみた。

ううむ、これは凄い・・・。xrcd2での音の鮮度の余りの良さにまず吃驚。 47年前、1959年のシカゴ・オーケストラルホールでの録音なんだがマジで近年の録音と偽っても分からんと思う。 ブラインドテストしたらあれっショルティってレスピーギ録ってたっけって言う自信がある・・・。 木管など奏者の息遣いが聞こえるほどだし金管も音圧の圧倒的凄さ。いやはや凄いなRCAの録音陣は。

演奏の方は昔からこの曲にはライナー&シカゴを聴き馴染んできたんで安心の名演奏。 特に「ローマの松~アッピア街道の松」での引き締まったリズム感のもと展開されるダイナミックな音楽作りは何度聴いても聴き惚れて興奮。「ローマの噴水」も明快で鮮やか。

良い買い物だった。

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