Abandoned Well
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2007年02月17日(土)
[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

- シューベルト:交響曲 第9番ハ長調 D.944「グレート」
- カルロ・マリア・ジュリーニ指揮シカゴ交響楽団
こないだオクでゲット。 アマゾンではとうの昔に品切れだったんで画像はHMVから。。
しかし廉価版シリーズとはいえもう少しデザイン何とかならんもんかね。 TheMeibanとか意匠要らんから。
序奏は意外と早め、その後の主部の超レガートに大笑い。ここまでするかと仰け反るものの 適度にデフォルメを効かせつつ各声部をくっきり浮かび上がらせた解釈は説得力十分。 艶やかなシカゴの弦の歌うようなカンタービレが美しい。 ただリピートしてないのが残念。
アンダンテはジュリーニ持ち前の晴朗な歌が光りまさにイタリアの晴れ晴れとした青空を望んでるかのよう。 同楽章で一番感銘深いトロンボーンから導かれる箇所とフルートの下降旋律が印象的な箇所が殊更天上的で美しくて恍惚とさせられる。
スケルツォは力強く引き締まってて弦のアクセントの付け方がユニークで効果的。時折ジュリーニの唸り声も聞こえちょっと力みすぎなぐらい。トリオはスケールが大きい。
終楽章は快活でのびやか。節度ありながら迫力のある金管の響きもあってきびきびと進行し堂々としたコーダで閉じる。1楽章同様リピートは無し。
ハ長調交響曲は平板な曲調と長さのあまり大概途中で退屈して特に3楽章以降はどうでもいいやってな気分になるんだけど シカゴの締まった響きとジュリーニの作品の本質を抉り出した解釈のお陰で久々に最後まで退屈せず楽しんで聴き通せた演奏だった。
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