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1970年01月01日(木)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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1曲目はシューマン。 第1楽章からシューマンらしい付点リズムの連続でめまぐるしく変わる曲想が聞き手を飽きさせない。 しかしこりゃもう指の運動だな。 第2楽章は一転して悲しく沈潜する音楽。 スケルツォは賑々しく終楽章は焦燥しながら時折見せる穏やかな旋律が美しい。

2曲目はシューベルト。 どんより暗い後期ソナタでは明るさと救いのある20番が一番好きだな。 悲愴に満ち深い情念を感じる第2楽章やどこまでも柔和な終楽章。

ペライアのピアノは明瞭でクリア。 少し一本調子でもっと陰な表情があればいいんだけど詩的な表現と完璧な技術は魅力的。

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[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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中古屋で何枚か入手出来たハイフェッツ・コレクションからの1枚。

コルンゴルドは初聴き。 全体的にどこかハリウッド音楽的だなぁと思いwikipedia見たらなるほど。 10歳でマーラーを感嘆させたりモーツァルトの再来とか言われたり大変な才能だったというわけか。 そしてこの人もユダヤ人であるが為に大戦で大きく人生を狂わされたと。

協奏曲はこれまで作曲した各映画のメロディからの転用で構成。ある意味自身の集大成的な作品かな。 どこか世紀末ヴィーン的な雰囲気で望郷を誘う甘美さでもっともっと演奏・録音されてもいいと思わせられる作品だった。モノラル録音が郷愁感を増すんだよね。

お次も初なローザ。ハンガリー生まれで主に映画音楽で活躍したという。 この協奏曲はハイフェッツの委嘱で作られたらしい。なるほど同じハンガリーという事でバルトークぽさがある。 技巧的にもかなり難度が高そう。でも余裕すら感じられるハイフェッツは流石だなぁ。

チェロのピアティゴルスキーを含めてのヴァイオリンとチェロの変奏曲は比較的平易で更に民族色が濃い。

コルンゴルトを除いてこの年代にしては優秀なステレオ録音。流石RCA。 ヴァイオリンがややオン気味かな。オケの鳴りは強奏時割れはあるものの迫力があって聴き応えある。

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[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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最近私生活が殺伐とした毎日なんで洗われる音楽を聴く。

シューベルトのミサ曲D.167の2番。 6番がシューベルトのミサ曲では一番有名だけど2番も素晴らしく天上的な音楽で癒される。 曲も20分程度と短めで聴きやすいってのも良いよね。 特にKyrieとCredo、AgnusDeiが聴きやすく印象的だ。

次のタントゥム・エルゴも合唱の柔和な旋律が心に響く。

詩篇第23篇「主は私の牧者で」。冒頭から清楚。ソプラノ・アルトの4重奏が美しい。

シューマンのミニョンもやや苦渋ながら美しい音楽且つ短いので飽きなく聴ける。

指揮するアバドとオケのヨーロッパ室内管はまさにシューベルトに打って付けで流麗で淀みない音楽を展開。 そしてなんと言ってもソプラノがバーバラ・ボニーってのが良い。 ほんと聴いてて心地良い声なんだよね。ソプラノでは一番好きな歌手だ。

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よくある企画の無人島に持って行きたいCDっていったらやっぱこれだな。 沈潜するサラバンドやアルマンド、浮き立つ愉悦のブーレやガヴォット。 どこをとっても退屈する事のないまさに宝石箱の様な曲集。

演奏するシフのピアノは端正で流麗。 フォルテでも決して濁ったり五月蠅くならず透明感が感じられて上品で溜息が出るぐらいの美しさ。 解釈も至極全うで変な小細工もなくもうかれこれ何十回と聴き通してるけど全く飽きがこない。 録音も大変優秀でしっとりとしたホールトーンの中美しく鳴るベーゼンドルファーが心地良い。

ここで挙げたイギリス組曲以外もシフのバッハは神懸かり的に素晴らしい。 ゴルドベルク変奏曲・平均律クラヴィーア曲集・フランス組曲・インヴェンションとシンフォニア・パルティータとデッカへの一連のバッハ録音は全部持ってるけどどれも完成度が高くそれぞれがトップクラスの演奏だと思う。 あと持ってないのではECMから出たゴルドベルクの新盤が欲しいなぁ。

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[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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こないだオクでゲット。 アマゾンではとうの昔に品切れだったんで画像はHMVから。。

しかし廉価版シリーズとはいえもう少しデザイン何とかならんもんかね。 TheMeibanとか意匠要らんから。

序奏は意外と早め、その後の主部の超レガートに大笑い。ここまでするかと仰け反るものの 適度にデフォルメを効かせつつ各声部をくっきり浮かび上がらせた解釈は説得力十分。 艶やかなシカゴの弦の歌うようなカンタービレが美しい。 ただリピートしてないのが残念。

アンダンテはジュリーニ持ち前の晴朗な歌が光りまさにイタリアの晴れ晴れとした青空を望んでるかのよう。 同楽章で一番感銘深いトロンボーンから導かれる箇所とフルートの下降旋律が印象的な箇所が殊更天上的で美しくて恍惚とさせられる。

スケルツォは力強く引き締まってて弦のアクセントの付け方がユニークで効果的。時折ジュリーニの唸り声も聞こえちょっと力みすぎなぐらい。トリオはスケールが大きい。

終楽章は快活でのびやか。節度ありながら迫力のある金管の響きもあってきびきびと進行し堂々としたコーダで閉じる。1楽章同様リピートは無し。

ハ長調交響曲は平板な曲調と長さのあまり大概途中で退屈して特に3楽章以降はどうでもいいやってな気分になるんだけど シカゴの締まった響きとジュリーニの作品の本質を抉り出した解釈のお陰で久々に最後まで退屈せず楽しんで聴き通せた演奏だった。

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この前の放送が良かったんで他のCDと一緒についでで買って聴いてみる。

買う前はバーバリスティックな3曲揃いでクドいだろうなと思ったんだが流石サロネン。 単なる五月蠅い系で収まらず繊細で隅々までクリア。まるでガラス細工でも見てるかのよう。蒸留水のようなすっきりさ。 これがゲルギエフだったらさぞかし脂ぎったラーメンでも食ってるかのようなハイカロリー演奏だったろうな。

禿げ山の一夜はリムスキー=コルサコフ版より原典版の方が野性的な魅力があって好き。 コルサコフ版も妖しさがあってあれもいいんだけどね。 アバドやドホナーニ、サロネンと原典版の演奏聞いたけどそれぞれ良い。 しなやかなアバド、緻密なドホナーニ、そしてこのスマートなサロネン。やっぱ一番は今のところドホナーニかな。

春の祭典はこれは凄い。寸分の隙のない精密さ。 特に「敵の都の人びとの戯れ」「大地の踊り」「いけにえへの賛美」は痛快。 スタジオ録音とはいえロスフィルのこの合奏力とサロネンの棒振りテクニックは途方もないな。 とはいえハルサイのベストはやはりドラティのマーキュリー録音かなぁとは思う。

録音はホールトーンをたっぷり含み音場が深い。特に低音の伸びが凄い。解像度も適度に十分。

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[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

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積みゲーならぬ積みCDが溜まる一方ですよ。

モーツァルトは清楚でまるで少女がガラス床の間で淑やかにバレエでも踊ってるかのよう。 この曲は自分的にはイメージ的に春の草原なんだけどこの演奏はどこか静謐感があって冬の草原の雰囲気。 アレグロになる終楽章でも落ち着きさは変わらずどちらかというと技巧で聴かせるポリーニにしてはそれを感じさせずごく自然体。 ベーム&ウィーン・フィルもそれを柔和に受け止めてポリーニをサポート。ポリーニには水と油と思われたモーツァルトだけどこれは予想外の名演だったな。

皇帝はアバドとの新録は腑抜けで期待外れもいいとこだったけどベームとの旧録の方は気合い入ってる。 クロームメッキされた精巧で寸分の狂いのないピアノ。どっちかというとインテリで気難しい皇帝なイメージだな。 第2楽章は良い。淡々とした表情がかえってこのアダージョの叙情性を浮き彫りにさせてる感じ。 終楽章はバリバリと技巧で推し進め華やいだ雰囲気。

ベームとは相性良かったんだろう。もっとこのコンビで録音して欲しかったな。

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と言うことでこの前のBS放送が良かったんでピリスのCDを聴く。 これも昔オクで落札したもの。

14番D.784はシューベルトのピアノソナタでも最も好きな楽曲のうちの一つ。 ほの暗く沈潜しながらも儚さをみせる第1楽章、穏やかながらもうちに秘める情熱をみせる第2楽章、 一転して華やいで激しくなる終楽章。どこをとっても魅力的な旋律に溢れていて聴き飽きない。 ピリスは繊細なタッチとこうゆうふうに弾いてくれたらいいなを尽く実現してくれる解釈で安心して音楽に身を委ねられる。

楽興の時は有名な3曲目も良いけど不安げな表情の2曲目や静かな叙情をたたえた6曲目が印象的。

2つのスケルツォの1曲目は戯けていながらも包み込むような、 2曲目は堂々としていて華やか。

やっぱりシューベルトはしみじみとしていていいもんだなぁ。

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