Abandoned Well
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2007年06月02日(土)
[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

- ベートーヴェン:交響曲第2番ニ長調作36&交響曲第6番ヘ長調作品68「田園」
- ラファエル・クーベリック指揮バイエルン放送交響楽団
1960年代~70年代の収録。この時期のドイツのオケの音色は良い。 弦の芳醇な香りが漂ってきそうな音の豊かさとしなやかさ。
まずは小粒でキリリと光る2番。クーベリックはのっけから熱い。 主部に入るといきなり気合いの足音踏みまくりにオケ共々聴いてるこっちまでボルテージが上がる。 ラルゲットの晴朗さ、スケルツォの快活さ、そして終楽章コーダは期待通りの白熱ぶりでやんややんやの大喝采。 リピートは第1楽章のみ実施。
9つの交響曲では一番好きな第6番「田園」。 小鳥たちがさえずるまどろんだ第2楽章、田園交響曲版歓喜の歌的な終楽章が特に大好きでいつも幸福な気分にさせられる。 同曲はジュリーニとロスフィルが至高の名演だがクーベリック&バイエルンも十分期待に応えてくれた。 まさに小川のほとりの情景が目に浮かぶかのような雰囲気溢れる演奏でそれでいて細部の克明さも忘れない丁寧な仕事ぶり。 特にここでは木管群の愉悦感ある演奏が光り、しなやかな弦と混ざり天上的なハーモニー。 ほんといつまでも続いて欲しいと思わせられる・・・。 スケルツォはのどかな田園風景を経てアレグロはいつもの荒れ狂うクーベリック。 耳をつんざくトランペット、轟くティンパニ。悲鳴を上げる木管。まさに嵐。 そして自然に感謝の時の終楽章。冒頭から弦の暖かい歌に感動。終わりまで至福は続きまさにブラボー。 田園だけ終演後の拍手は何故かカット。
いやはやバイエルン放送響という最強のオケのポテンシャルの凄さを改めて実感。 ライブで日頃こんな凄い演奏ばっかやってるんだからこのコンビは凄い。
録音は2番の方はオンマイク気味ながら十分明瞭で迫力ある音圧を感じられる良好なもの。 田園の方はややドライながらヘラクレスザールの豊かなホールトーンを感じられる素晴らしい録音。
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