Abandoned Well

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2007年08月04日(土)

[音楽 » CD] 最近聴いた音楽から

ジャケット

木管メインのモーツァルトの協奏曲2題。 夏のあっつい夜はモーツァルトやハイドンなどといった古典派の爽やかな音楽がうってつけだね。

フルートが嫌いながらも素人演奏家の為に作ったというフルートとハープの協奏曲。典雅で上質なサロン風な音楽の心地良さ。 天上的な響きの第2楽章はさながら天使達の歌のよう。 モーツァルトの自筆でない為に偽作とされてる木管の為の協奏交響曲。 確かに第3楽章はモーツァルトにしては霊感を感じないが第1、2は紛れもなくモーツァルトの音楽と感じる素晴らしさ。 特にオーボエやホルンで奏でられる第2主題の旋律は鳥肌物の甘美さにうっとり。

これを指揮するは2001年アイーダを指揮中に心筋梗塞で倒れ壮絶な死を迎えたシノーポリ率いるフィルハーモニア管弦楽団。 録音場所の教会の豊かな残響と古楽が主流となった今日では見られない古き良き大編成によるモーツァルト。 ここでは持ち前の分析力で細部を緻密に磨き上げながらイタリア的な明朗さに満ちたモーツァルト像を提示。

シノーポリというと代表盤はマーラーやR.シュトラウスといったロマン派だけど こういった古典派にもオーソドックスな解釈ながらいかんなくその明晰な手腕を発揮。 こんな立派な出来ならモーツァルトやベートーヴェンの交響曲をもっと早く録音してくれればと、いつものたらればが口に出てしまう。

クレンペラー時代からフィルハーモニア管は木管群が際立って上手いけど ここでも特にオーボエを中心に大好演。潤いのある伸びやかな響きに惚れ惚れ。

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