2009年04月25日(土)

最近買ったCDから - シャイーのワーグナー序曲集

画像

軽い。ドイツ音楽のドの字も聞こえてこないほどアッケラカンとしていて軽い。 これほど自分のイタリアキャラで押し通してくれると天晴れ。ガチガチなドイツ音楽だからといって深刻ぶったりしない分潔い。 イタリア人らしくどのフレーズもよく歌うが特に木管を埋没させず際立たせてるのが耳に新鮮。

個人的には「タンホイザー」がバッカナール付きなのが嬉しい。 バリ版で通して録音してくれてるのは持ってる中ではカラヤンぐらい。 カラヤン(EMI盤)の絢爛豪華でゲルマン魂が燃えたぎる演奏かシャイーの等身大で歌心に満ちた演奏か。 対極だがどちらも魅力的な演奏だ。

古い埃を取り払い都会的洗練さでリビルドさせたシャイーのワーグナー。 シャイーの性格が諸に表れたこの演奏は妙に憎めない。 と同時に自分の思い通りにオケに表現を徹底させたシャイーのその類い希な指揮技術に感嘆してしまう。


コメント一覧

Ready to post a comment.

コメント投稿欄

 
名前:(必須)
アドレスorメール:(任意)
題名:(任意)
コメント:
名前とURL/E-MAILを保存する
Powered by blosxom
Copyright © 2006 Abandoned Well < noma@s4.xrea.com >