2007年12月12日(水)

最近見たクラシックコンサート放送から - ベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート 2004

NHK BS-hiでベルリン・フィルのヨーロッパ・コンサート 2004を見た。 確か一昨年に放送あったけどあの時は途中寝してしまったんで今度はちゃんと録画。

毎回会場をヨーロッパ中で変えるベルリン・フィルのヨーロッパコンサートシリーズ。 趣向が贅沢だよなぁ。N響ではこうはいかない。

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今回の会場アテネは確か以前小澤&サイトウキネンがチャイコフスキーの交響曲第4番演奏したとこかな。 何年か前にNHKでその模様がドキュメンタリーとして放送されてた。

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しかし折角こんな気持ちの良いロケーションなんだからもう少し空気読んだ選曲にして欲しかったな。 ブラームス尽くしは良いとしてピアノ協奏曲第1番の北ドイツ的荒々しさよりイタリア的晴朗さのある第2番の方が相応しいし シェーンベルク編のピアノ四重奏曲第1番なんかやるならセレナード第1番か交響曲なら第2番をやってくれればいいのに。

ソリストにバレンボイムを迎えたピアノ協奏曲第1番はバレンボイムのピアノが少々あやしい。 解釈自体もルパート多用で時代掛かった歌う回しがちょっと嫌かなぁと。 伴奏のラトル&ベルリン・フィルは力感に満ち生き生きとしててとても良かった。

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後半のシェーンベルク編のピアノ四重奏曲第1番。 この編曲版は初めて聴いたけどありとあらゆる手練手管で聴かせる面白さはあったけどやっぱりオリジナルの方が味わい深くて良いな。 流石にスネアにシロフォンは騒がしくてブラームスの世界じゃなくなってる感じが。 ただ終楽章のアグレッシブなベルリン・フィルの演奏は見事というしかなくて見入ったな。 ラトルの指揮も共感の籠もったものだった。

今回のベルリン・フィルの主立った面子は コンマスにブラウンシュタイン、スターヴラヴァ。 チェロにファウストにクヴァント、 フルートはパユにオーボエはケリーでクラはステフェンスにファゴットはシュヴァイゲルト。 ホルンはドールとマックウィリアムスにイェチェルスキとハウプトマン。 トランペットにヴァレンツァイ、クラモーとヒルザー。トロンボーンはオット。 ティンパニはセーガース。 我らが日本人勢はヴィオラの清水直子さんと1stヴァイオリンの町田琴和さんが活躍。


それにしてもここ最近のNHKのクラシック関連番組の充実してなさっぷりは嘆かわしい限り。 殆ど過去の再放送ばかりだもんなぁ・・・。昔ベルリン・フィルの定期公演放送してくれてた頃が懐かしい。 そんな中ではやはり今年のベルリン・フィルのジルヴェスター。 ボロディンの交響曲第2番とは嬉しいねぇ。 ムソルグスキーの展覧会の絵はラトルなんだからストコフスキーとか他の編曲版やってくれたら良かったのに。


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